高架線路を導入しよう - アドオンの導入方法

simutransで特徴的なのはアドオンと呼ばれる追加パーツ。道路、線路、車両、建物などさまざまなものが無料で公開されており、自分で作ることもできる。特に日本の列車が多く作られている。
さて、今回は複雑な線路を引くときにぜひ用意したいアドオン(追加パーツのこと)を紹介する。それは高架線路
基本の線路にも橋がある。しかし橋は直線でしか引けず、橋の途中で分岐させたりカーブさせたり、橋の途中で高度を変更することもできない。高架線路を導入すれば、今まで地上でしかできなかったような複雑な線形を実現することができる。
では、さっそくsimutransに高架線路を実装しよう。

アドオン(追加パーツ)の導入方法

「Simutrans日本語化・解説」(http://japanese.simutrans.com)は、Simutransのファンが立ち上げたサイト。simutransの最新版がダウンロードできるほか、アドオンや攻略方法が解説されている。このサイトにアドオン(追加パーツ)がたくさんおかれている。車両、線路などのアドオンが豊富に公開されている。
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左の方に「アドオン」のリンクがあるのでこれをクリック。pak64とpak128では使用するアドオンが異なるので注意。
今回ダウンロードしたのはAG_EL-Kit(http://japanese.simutrans.com/index.php?%A5%A2%A5%C9%A5%AA%A5%F3%2Frailtool)。他にも似たようなアドオンがたくさんあり、機能はあまり変わらないのでどれを使っても大丈夫。

右側のAG_EL-Kit.zipをクリックしてダウンロードする。
zipファイルを展開し、ファイル名が「~.pak」となっているpakファイルを「pakフォルダ」の中に移す。
図の青くなっているのがpakファイル。これをpakフォルダに移す

pakフォルダはsimutransのゲームのファイルの中にある。下の図を参照。


これでアドオンの導入は完了。
simutransを起動させるとアドオンの高架線路が鉄道ツールにあらわれた。
 
最後にアドオン導入に関していくつか注意事項。
年代設定」が設定されているものは、アドオンごとに決まった年になるまで出現しない。ただし、ゲームの設定で年代設定を無効にしている場合は最初から出現する。
アドオンの本体はpakファイルだが、これはpakフォルダの直下に入れなければならない。直下というのはすなわち、pakフォルダの中に別のフォルダを作ってその中にpakファイルを入れてはいけない、ということ。
 
さて、次回は高架線路の活用方法を解説する。高架線路を駆使すれば、今までなしえなかった複雑な配線が可能になる。

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